どんなしわも根本的な原因は、もちろん「皮膚の老化」です。
真皮層にある「コラーゲン」や「弾力繊維(エラスチン)」が加齢により量が減少したり変性することにより、肌の弾力が失われてきてしまいます。
皮膚は「ターンオーバー」によって常に新しい細胞に生まれ変わり、古くなった細胞は「垢」となり、表面から剥がれ落ちていきます。
しかしこのサイクルが加齢とともにゆっくりになってくると、新しい細胞がなかなか作られなくなり、細胞の体積自体が少なくなります。
また、ターンオーバーが遅くなることで保湿機能が衰えてきて肌の柔軟性が失われてしまいます。
こうしてまず「小じわ」ができてしまうのです。
その小じわに他の要因が加わることで肌の奥深くにある真皮層まで「よれ」が達し、いよいよ本当の「しわ」になってしまうのです。
ここであなたにひとつ質問です!うっかり顔の下にものを置いたままうたた寝をしてしまったときや、朝起きたら枕の跡がくっきりついていて「どうしよう~」なんていう困った寝跡についてです。
顔についた寝跡が消えて、元通りになるまでに時間はどのくらいかかりますか?
3番のあなた、残念ながらあなたの肌はすでにしわを迎える準備が万全のようですよ。
子供だって必ず跡はつくものです。問題なのは、この顔についた跡がどのくらいで消えるかということです。
細かく顔に出来たちりめんじわが、元に戻らず深いしわになってしまうのも同じこと。
どちらも顔のコラーゲンが減少し、ハリを失ったため起きる現象なのです。
この症状はしわ危険区域のサインなので、早急な措置を行う必要があります。
しわの正体が判明したら、次はその発生の原因が知りたいところ…。
しわの原因とされるものには大まかに言って5つの要因があります。
この中で、どうして避けられないのが表情じわです。しわを気にしてずっと無表情で毎日過ごす。
なんて不可能に近いし、何よりつまらなーい!しかし、あきらめるのは早いのです。
表情じわというのは、体内の「神経伝達物質」の分泌が盛んになり、顔の筋肉の収縮などがされるために生まれます。
つまり、この「神経伝達」をいかに抑えるかが、がしわを増やさないためのポイントとなるのです。
美容外科などでしわを解消する方法にボトックスがあります。
ボツリヌス菌が産生する毒素でこれをシワの部分に注入することによりシワを消す方法です。
ボツリヌス菌は食中毒の菌として知られていますが、使われるのは菌ではなくその毒素です。
作用は、アセチルコリンという神経伝達物質をブロックすることにより筋の緊張をゆるめて表情筋を麻痺させます。
筋肉が緊張して出来ている表情じわなどに注入すると、その部分の筋肉が麻痺して動きにくくなるのです。
表情じわである額のシワ・眉間のシワ・目尻のシワ・口の下のしわなどに効果があり持続は4~6ヶ月です。
注入後はつっぱりを感じることがあり、笑っても筋肉が麻痺しているので表情が乏しくなります。
その他の副作用も考えられます。
今やそんなリスクを負わずに、化粧品でボトックス効果が得られるようになったのです!
アルジルリン(アセチルへキサペプチド-8)という成分で、6個のアミノ酸を組成するたんぱく質の一種です。
顔の表情筋にかかわる神経伝達物質の抑制にかかわると言われています。
全く毒性はなく、非常に安全な成分です。
アルジルリンは、分子量が小さいので容易に経皮に吸収され、神経組織の先端部にあるシナプス内に取り込まれます。
すると、神経伝達物質の量を抑えることができるのです。
現在アルジルリンは、「安全な塗るボトックス」として、大変注目されている成分です。
<< しわとたるみの仕組み